日本工業大学 学生フォーミュラチーム Formula Friends of N.I.T.

マシン紹介



只今、写真の準備中です。更新をお待ちください。



■2025年度マシン 主要諸元
 型式名  NF15
 ボディカラー  pink
 ボディ  CFRP
 フレーム  Steel spaceframe
 全長 1470mm
 全高  1015mm
 ホイールベース  1560mm
 トレッド(前/後)  1250mm / 1250mm
 車高  35mm
 ホイール  BRAID STURACE10
 エンジン  HONDA PC44E 471cc
 最高出力 35kw(47.6ps) / 8500rpm
 最高トルク 43N・m(4.4kgf・m) / 7000rpm
 サスペンション Front :Double unequal length A-arm inboard suspension
Rear : Double unequal length A-arm inboard suspension
 ミッション  6MT

目標の先に見えた、新たな課題

 2025年度は、2024年度大会であと一歩届かなかったスキッドパッド種目におけるエアロレス車両最速を目標に、車両の開発を進めました。目標タイムを5.000秒と設定し、再びエアロレス最速を目指した1年となりました。

 車両開発では、サスペンションジオメトリの最適化によるロール量の低減や、低重心化を中心に設計変更を実施しました。また、目標車重を200kg以下と設定し、車両全体の軽量化を推進。新たにオイルパンを製作することでエンジン搭載位置を50mm下げ、車両の低重心化を図りました。しかし、大会直前には多数のトラブルが発生し、その対応に追われたことで十分な練習走行を行えないまま大会を迎えることとなりました。特にペダルシステムでは、4輪同時ロックを実現できず、技術車検の合格も危ぶまれる状況となりました。

 2025年度大会では、デザイン審査とコスト審査が6年ぶりに対面形式で実施されました。対面審査では、これまで積み重ねてきた監査への対応や、担当者とパートリーダーに分かれた応対により円滑に審査を進めることができました。一方で、提出物の不足や数値的な評価の少なさなどの課題が残り、十分な結果を残すことはできませんでした。プレゼンテーション審査では順位を34位から16位まで上げたものの、こちらも課題の残る結果となりました。

 車検では、SESの合格が3回目となったことで後半の車検順となり、厳しいスケジュールの中での対応を余儀なくされました。技術車検では指摘を受けましたが、迅速に修正を行い再車検で合格。その後、脱出、チルト、重量、騒音、ブレーキテストを無事突破し、動的審査へと駒を進めました。

 動的審査では、アクセラレーションとスキッドパッドでベストタイムを更新。スキッドパッドでは目標としていた5.000秒には届かなかったものの、念願であったエアロレス車両最速を達成することができました。

 エンデュランスでは、雨によって濡れた路面という厳しいコンディションの中でも安定した走行を実現しました。また、燃料タンク容量から完走が厳しいと判断したため、スロットル開度を最大80%に抑制。結果、効率1位を獲得し、省エネ賞を受賞することができました。

 動的種目では全種目で得点を向上させ、車両性能の向上を実感できる結果となりました。一方、静的種目では課題が残り、総合順位は11位となりました。しかし、合計得点はチーム過去最高を記録しました。得点を伸ばしながらも順位を落とした結果からは、強豪校の復活や各チームの成長など、学生フォーミュラ全体のレベルがさらに高まっていることも感じられました。

 目標としていた成果を掴むことができた一方で、多くの課題も浮き彫りとなった2025年度。車両としての課題だけでなく、チーム運営や開発体制についても見直すべき点が明確になりました。この1年で得た成果と課題を次年度へつなげ、FFNITは次の挑戦へ進んでいきます。 


■2025年度大会成績

<静的部門>
                         
種目 得点 / 満点 順位
コスト  38.77/ 100 8位
プレゼンテーション  55.00 / 75 16位
デザイン  53.0 / 150 30位

<動的部門>                        
種目 記録 得点 / 満点 順位
アクセラレーション 4.645秒 58.18 / 100 16位
スキットパッド 5.097秒 57.59 / 75 11位
オートクロス 68.071秒 106.69 / 125 13位
エンデュランス 1658.640秒 184.57 / 275 18位
効率 2.06L 100 / 100 1

<総合成績>
                      
種目 総合得点 / 満点 順位
総合成績  653.80 / 1000 11位(全58チーム出場)

<特別賞>
・日本自動車工業会会長賞
・省エネ賞 1位

<フォト>
新天地での挑戦